[vc_row][vc_column][vc_column_text]システムコンサルティング・システム開発を行う株式会社電縁（本社：東京都品川区、代表取締役社長：加藤俊男、以下電縁）と協同組合浅草商店連合会（東京都台東区、理事長：丸山眞司、以下浅草商連）は、2014年5月1日より、浅草西参道商店街振興組合（東京都台東区、理事長：平川泰、以下西参道商店街）の協力を得て、無料公衆インターネット「浅草おもてなしねっと」の実証実験を開始しました。

インターネットのおもてなしを提供

近年、外国人観光客が浅草に訪れ、スマートフォンやタブレットを活用して情報収集、発信をすることが増えております。しかし、無料で利用できるインターネット環境が整備されていないことに外国人観光客が不満を感じているというデータもあります。浅草商連と電縁ではこのような不満を解決すべく、商店街にて安価で利便性の高い無料公衆インターネットを提供できるよう協議を行いました。電縁にて利便性とセキュリティを考慮した中継ゲートウェイシステムを開発し、西参道商店街の協力を得て、「浅草おもてなしねっと」の実証実験を開始しました。

2020年東京オリンピックに向けて

2020年東京オリンピックの開催が決まったことにより、浅草への外国人観光客増加を想定しております。外国人観光客から環境整備の要望が高い無料公衆インターネット環境を整備することにより、観光客の満足度向上を図ります。西参道商店街の実証実験結果を元にセキュリティと利便性向上の調整を行い、浅草としてインターネットのおもてなしをできるように商店街、界隈、ランドマークへの無料公衆インターネット導入の長期計画を策定しております。また、スマートフォンやタブレットを保有していない観光客のために、「浅草おもてなしねっと」のネットワークを利用し、浅草の観光情報を発信すると共に、防災啓蒙活動や災害時に情報発信ができる電子看板（デジタルサイネージ）導入を検討いたします。マルチデバイスに対応した「サイネージ・リレーション」を活用し、効果的に情報発信ができるシステムで街と観光客をつなぎます。

西参道商店街のご紹介

浅草寺の西側に位置し、観音本堂と六区興行街を結ぶ全長100ｍ、屋根型アーケードを持つ共同建築様式の近代的な商店街です。昭和29年、元ひょうたん池周辺と奥山周辺を整理して、浅草の新しい名店街たるべく造成されたもので、スタートと同時に「西参道商店会」を結成しました。お祭のことなら何でもわかり、何でも揃う「お祭り商店街」をめざしています。

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