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電縁、株式会社ミニミニ城北に不動産物件を検索・参照できるデジタルサイネージを導入

2010.09.27

「ヒト・モノ・企業をeでつなげる」を企業理念にシステム開発・ITコンサルティング業務を行う株式会社電縁(本社:東京都品川区 代表取締役社長:加藤俊男、以下電縁)は、約1年前より株式会社ミニミニ城北(本社:埼玉県さいたま市 代表取締役:山田茂樹、以下ミニミニ城北)と共同で実施していた実証実験の結果、不動産物件を検索・参照するデジタルサイネージが集客および成約の増加に寄与することが認められたことを受け、9月より正式導入に切り替えるとともに、新たに導入する5店舗を加え、合計6店舗で展開することとなりました。

「サイネージ・リレーション」

電縁の「サイネージ・リレーション」は、タッチパネルに最適化されたデジタルサイネージシステムで、ネットワーク通信にて情報配信を行い、本部で情報の一元管理を行うことができます。店舗への設置方法は、店舗の窓ガラスの室内側に特殊なタッチパネルシートを取り付け、その内側に液晶モニターなどの表示機器を設置します。窓ガラスの屋外側からタッチすることができるので、営業時間外でも利用が可能です。

また、CMなどの動画コンテンツを表示するだけでユーザーが操作できない単方向発信にも、タッチパネルによってユーザーが操作可能な双方向発信にも時間帯を設定して切り替えることが出来るので、営業時間内はCMだけを流し、営業時間外はタッチパネルによる物件検索、またその逆など、店舗によって運用方法を簡単に切り替えることが可能です。

デジタルサイネージの有効性を実証

2009年2月よりミニミニ上野広小路店にて実証実験を実施しておりましたが、利用者の操作履歴に基づいて、時間帯別、画面別、機能別、物件別、動線などの切り口で利用状況を解析したところ、デジタルサイネージ導入前には取り込めていなかった顧客へのリーチおよびインバウンドでの顧客の獲得において相当程度の効果が認められた為、このたび正式導入・複数店舗展開の運びとなりました。

最小限のカスタマイズによるミニミニ城北専用デジタルサイネージシステムの実現

「サイネージ・リレーション」は多様な導入目的、設置場所、表示コンテンツに対応できる高い拡張性・汎用性の実現を目指して開発されており、ミニミニ城北への導入においても、色合いや表示項目など若干のカスタマイズだけで表示要件を満たすことができました。
また、物件情報やサイネージ端末の登録・管理は、パソコンでインターネットブラウザを利用して行うことができ、表示する不動産物件情報は手入力で登録できるだけでなく、一括登録するためのデータ連携機能をカスタマイズで開発したため、サイネージ管理システムの為に物件情報を手入力で二重登録する手間が無く、運営管理者の負担を減らすことができます。
「サイネージ・リレーション」を利用することにより、ミニミニ城北はカスタマイズを最小限に止めつつ、店舗において提供する不動産物件情報の有効性、最新性を最小限の業務負荷で維持するとともに、顧客への露出における企業ブランドの適切な表現が可能となります。

今後の展開

今後もミニミニ城北の集客・成約向上のためのデジタルサイネージ機能向上、新規デバイス活用などの様々な営業支援施策を実施していきます。

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